盾舜六花
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 02:39 UTC 版)
それぞれ花の名を冠した妖精のような存在を呼び出して盾を作り、事象を拒絶する稀有な霊能力。または、その術を構成するメンバーの総称。一護の霊力の影響で、兄の形見であるヘアピンから生まれた、“魂の力”が具現化した存在。ハッチによれば、ヘアピンが斬魄刀のようなものである(実際意志をもった霊子体・能力という共通点がある)。茶渡と同様、ヘアピンを媒介とした完現術(フルブリング)とも解釈できる。 六花本体は非常に脆く、攻撃されるといとも容易く破壊されてしまうのが難点。特に椿鬼は攻撃を担当する性質上、反撃を受け何度か損傷・破壊されている。 非常に稀有な能力であり、周囲もその能力を不思議に思っていたようで、ハッチからは「人間のままでそんな能力を持っているなんて少し信じ難い」と称され、尸魂界もその能力の希少性を理解していたと藍染の口から語られた。ハッチと同質の能力を持つため、彼女だけがハッチの作った「結界を張った内部を生物の意識下から消し去る」鬼道を容易くすり抜けられた。 織姫の霊力の増減や精神や身体状態に影響を受けるものの、六花の各メンバーと織姫との間に五感や思考、意志の連動性や共有性は無いようで、発動・使用時には言霊が、意志の疎通には口頭での会話が必要。 破面篇の途中からは、技の使用だけに使っており、登場人物としては出てくることはなくなった。
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