皇一族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/29 06:29 UTC 版)
皇朱門(すめらぎ しゅもん) 閃と友の祖父。閃を彼の命を狙う帝から守るため、閃を連れて家を出る。破傀拳は過激な動作ほど体への負担は大きく、特に大技は寿命を縮める原因になるにも関わらず帝がそれを教え続けたためである。閃がそれを知っている上で破傀拳を学んでいるということ知ってからは修行に付き合った。孫が生まれて性格が穏和になるまで子を子とも思わない冷酷な性格の持ち主だった。崇曰く「稲妻の腕」と呼ばれていたらしく、老いた今も高い身体能力を有している。 皇崇(すめらぎ たかし) 友の父で、帝の弟。昔朱門に後継者として選ばれなかったことがコンプレックスとなっており、孫が生まれて性格が穏和になった彼に対しては赦しかけていたが、二人が家を出た事で悲しんでいる息子の姿を見て内在していたコンプレックスが爆発し、彼らを倒すという目標を持つ様になる。閃に敗れた貴人に対し、「もっと、閃を痛めつけろ」等と中傷するといった大人気無く歪んだ性格となってしまっている。 皇帝(すめらぎ みかど) 閃の父。物語の最後、己の最強のみを追求する残忍な男ということが明らかになる。単行本の書き下ろしで貴人と焔豪親子を血だらけにしてから秋葉道場に向う彼の姿が描かれる。破塊拳を継ぐまで10数年の間、父親達と離れて武者修行をしていた。将騎の回想では、幼少時代は閃と変わらない性格だった様である。幼い頃の閃の稽古をついていた時に閃が自分以上の才覚があると認識して殺しに掛かったことで、朱門が閃を連れて家を出て崇と友が二人に憎悪する原因となった。
※この「皇一族」の解説は、「Ultra Red」の解説の一部です。
「皇一族」を含む「Ultra Red」の記事については、「Ultra Red」の概要を参照ください。
- 皇一族のページへのリンク