発光性
発光性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/07 05:17 UTC 版)
本種は生物発光することでも知られる。夜間に刺激を受けると、その部分から緑色の光を放ち、それが周囲に広がるようにして全体が発光する。特に浅いところのものは波に揺られても発光し、内田他(1947)には「林立シ、大潮ノ折等ニ波ニ揺レナガラ一面ニ発光スル光景ハ見事ナリ」とある。 本種は普通は緑の光を放つが、細胞を融解させると青い光を出すことが知られている。本種からもGFPが取り出されており、これはpHの違いによって異なる光を出す。pH5以下では388ナノメートルの青の光を、pH7以上では507ナノメートルの緑の光を放つ。また、ph4でも安定であり、これを用いれば細胞内のpHの変化を知ることが出来るとして期待されている。
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