疑惑・裁判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 02:33 UTC 版)
2007年フランス大統領選挙で、リビアのカダフィ大佐から5,000万ユーロに及ぶ違法な政治献金を受けた疑いが浮上。2018年3月20日、身柄を拘束されパリ郊外の警察施設で事情聴取を受けた。聴取後に釈放されたが、3月21日に汚職、違法な選挙資金調達、リビアからの公金の隠匿の容疑で訴追された。 2012年フランス大統領選挙において、サルコジ陣営が広告代理店を通じて不正会計処理を行い、選挙活動費の法定上限を回避した疑惑が持ち上がった。複数の代理店社員やサルコジ陣営の幹部は、詐欺行為があったことを認めており、サルコジ自身も裁判にかけられる可能性が出ている。2021年9月30日、パリの裁判所は、法定上限を2千万ユーロ以上超えて支出したとして、サルコジに禁錮1年の実刑判決を言い渡した。サルコジは控訴する方針。サルコジへの実刑判決は、3月の汚職事件に続いて2回目。 2021年3月1日、フランスの裁判所は、サルコジが選挙費用の捜査を担当した判事に対し、モナコでの上級職へのあっせんを働きかけたとして禁錮3年の有罪判決(2年の執行猶予と1年の自宅待機で収監されないもの)を言い渡した。サルコジは上訴の意向を示した。
※この「疑惑・裁判」の解説は、「ニコラ・サルコジ」の解説の一部です。
「疑惑・裁判」を含む「ニコラ・サルコジ」の記事については、「ニコラ・サルコジ」の概要を参照ください。
- 疑惑・裁判のページへのリンク