疑惑・不祥事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 08:05 UTC 版)
大麻取締法違反(所持)の容疑で若ノ鵬が逮捕された後に行われ、元幕内の露鵬、白露山らが陽性反応を示した2008年9月の日本相撲協会による抜き打ちの薬物検査で、対象となった関取70人のうち、唯一欠席した力士だった。 2010年に起きた大相撲野球賭博問題では野球賭博に関わったとされ、特別調査委員会から名古屋場所での謹慎休場を勧告され、相撲協会もそれを受け入れていた。これにより2010年(平成22年)7月場所を休場し、翌9月場所は大きく番付を下げ幕下に陥落した。 さらに2011年2月、野球賭博に関する警察の捜査で、他の力士とメールで八百長の相談をしていた疑惑が浮上した。千代白鵬は2月2日に行われた日本相撲協会の事情聴取で八百長を認めた。千代白鵬は相撲協会に対し引退届を出したが、受理されていない。理由として放駒理事長は2月4日の記者会見で「処罰の対象力士なので、そうですか、はい分かりました、とはいかない」と述べている。4月1日、相撲協会より出場停止2年の処分が下され、同時に出されていた引退届が受理されている。千代白鵬は「相撲協会の関係者、ファンの皆様に大変ご迷惑をおかけして本当に申し訳ない」とコメントしている。 詳細は「大相撲野球賭博問題」および「大相撲八百長問題」を参照
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