番組が世間に与えた影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 18:37 UTC 版)
「TVチャンピオン」の記事における「番組が世間に与えた影響」の解説
大食い(フードファイト)を世に知らしめたのはこの番組の影響が大きい。2002年に番組の真似をして中学生が死亡する事故が起き、影響により『TVチャンピオン』での「大食い」シリーズ(BSジャパンの時差放送では「大食い」以外の別のシリーズに差し替え)とTBS系『フードバトルクラブ』の放送が打ち切られた。そのから約3年後の2005年4月11日に『TVチャンピオン』枠ではなく「月曜エンタぁテイメント」枠内で『元祖!大食い王決定戦』(「月曜エンタぁテイメント」としてではなく単発タイトルとして放送)として約3年間の沈黙を破り復活した。なお、同番組と後継番組では大食いを取り扱わないことになっている(類似の企画として、「デカ盛り王選手権」を行っている。大量の食べ物を食べる競技も含まれるがこちらも早食いはさせないことになっており、デカ盛りの店舗の知識などにも幅を広げて大食いを連想させないようにしている)。また、出演者の中には後に過食嘔吐症であることを告白していたり、次の対決のためにわざと嘔吐したりしていた事を告白している者もいる。ジャイアント白田自身も「ラーメンを大量に食べた翌日に尋常じゃない浮腫み方をした」「大学生なのに痛風の数値が出ていた」と有吉ジャポンにて告白し、同席していた新井和響も「体には良くないからね」と懐旧していた。 この他にも「完食」や「味変」といった、現在では大食い目的ではないグルメ番組などでも一般的に使われるようになった言葉を生み出したのもこの番組の影響によるものだと言われている。 1995年に放送された「中高生お菓子名人選手権」のチャンピオン・柳迫さやかが、後に森永乳業に入社。デザート製作に専念し、現在小売店などで2005年3月から販売の「とろふわプリン プティポ」を手掛けたことが話題となった(現在では、普通味のプリンや「抹茶味」の他に「いちご味」「キャラメル味」「ロイヤルミルクティー味」が販売されている)。これに関連して発売から半年経った2005年9月中旬ごろ、パッケージに“「TVチャンピオン」菓子作り名人になった私が作りました。”という文言を入れたところ売り上げが3か月で60%近い伸びを示したというエピソードが残っている。
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