番組が与えた影響と類似番組
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 16:47 UTC 版)
「週刊こどもニュース」の記事における「番組が与えた影響と類似番組」の解説
番組の企画者は池上自身である。 「今のニュースは難しく、子供が理解しづらい」と企画し上司に提案したところ、「言い出しっぺのおまえ自らやりなさい」といわれ、企画者自ら初代お父さん役に就任した。 池上曰く「各民放の報道関係者も見ている番組」「平易な言葉で時事問題を取り上げるので、日本語を学ぶ外国人がよく見ている番組」であるとのこと。実際番組で使用した解説用フリップのデザインが、翌週月曜日の『ニュースステーション』(テレビ朝日系列)でそのまま模倣されたと語った(池上が講演で語ったもの)。一方、時事問題を模型などで平易に説明する手法は『ニュースステーション』が先駆者である。後年久米宏と池上の対談の中では、お互いに「『こどもニュース』を見ろ」「『ニュースステーション』を見ろ」とスタッフに指示していたことが明かされた。 子供を対象としたNHKの報道・情報番組としては1970年代に放送された『こどもニュース』→『600 こちら情報部』(時間帯としては現在の平日18時台地域ニュースワイド番組枠の前半の時間帯に相当)があるが、『こどもニュース』は主に全国各地の小学生の生活に関するエピソードや年中行事などを扱ったストレートニュース形式、『こちら情報部』は子供向けのトレンドを扱う情報バラエティであり、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}いわゆる一般的な時事問題を扱う子供向け番組というスタイルはこの番組が初めてである[要出典]。 なお、民放では北陸朝日放送発の全国ネット番組である「KID'S NEWS」が1990年代から2009年まで存在していたが、こちらも情報バラエティ系統の内容であった。
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