画面右
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 03:00 UTC 版)
画面右側ではユダヤ人の反乱が描かれている。「民数記」13章によるとモーセは人を遣わして約束の地カナンを偵察させた。彼らは土地は豊かだが、そこで暮らす人々が精強であるのを見た。そこで彼らは見たとおりの報告をし、土地を奪うことは叶いそうにないと話した。しかしそれだけでなく約束の地を人々に悪く語った。すると人々は出エジプトの苦難に不満を爆発させ、自分たちをエジプトに戻してくれる指導者を求め、モーセを石で打ち殺そうとした。しかし彼らとともに約束の地を探りに行ったヌンの子ヨシュアとエフンネの子カレブ(英語版)がモーセをかばって反論した。神は多くの奇跡を見た後でも自分を信じない民に怒り、約束の地を悪く言った者たちを疫病で滅ぼした。 ここではボッティチェッリはモーセを殺そうとする群衆を描いている。彼らはみな石を握り、画面右端のモーセに詰め寄っている。モーセは彼らにひるんでいるが、ヨシュアが身を挺してモーセを守っている。
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画面右
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 15:49 UTC 版)
「ラピテス族とケンタウロスの戦い」の記事における「画面右」の解説
画面右では欲情したエウリュトスが花嫁ヒッポダメイアの髪をつかんで引っ張って行こうとしている。ヒッポダメイアの服は乱れ、肌が露出している。これに対してテセウスが大きな酒甕を投げつけようとしている。一方、ケンタウロスのグリュネウスは火が点いたままの祭壇をラピテス族に投げつけるべく持ち上げている。その横ではペイリトオスがペトライオスに槍を投げるべく構えている。前景では再びテセウスが登場し、ビアノルの背に飛び乗り、背後から棍棒で打とうとしている。キュラロスとヒュロノメと並んで印象的なもう1人の人物、不死身の英雄カイネウスは背景に小さく描かれている。カイネウスはケンタウロスたちに囲まれ、木々で打たれて地に倒れている。 画面右遠景。カイネウスは複数のケンタウロスたちに囲まれて地に倒れている。その手前に槍を投げようとするペイリトオス。 祭壇を持ち上げるグリュネウス。 ビアノルに棍棒を打ち下さんとするテセウス。 胸を貫かれて倒れるケンタウロス。
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