町会の衣装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 12:56 UTC 版)
「松原神社 (小田原市)」の記事における「町会の衣装」の解説
神輿を基準にして見た場合、浴衣と半纏(袢纏|袢天)が半分ずつほどである。一方のみ採用の地区もあれば、「大人と子供」または「神輿と山車」などで使い分けたり、日や用途で替える地区もある。半纏については各町会で色が異なり個性的であるが、浴衣は白が基調であるため、一見ではどこの所属か分からない事がある。このためか、浴衣の場合は極彩色のケンカ襷(台宿はタスキ無し、上若、御幸町は片掛けの駅伝ダスキ)をハチマキと合わせて採用している地区が多い。この場合、手には黒地に刺繍入りの腕貫型長手甲を装着している者や地区があるが、このタイプの手甲は紐が付いており、首の後ろで結ぶため、激しい動きにも耐えられる仕様となっている。小田原以外ではほぼ売られていないようで特産品とも言える。既存品で2万円前後、注文品で5万円ほど、特注で足柄刺繍を施された物では推定30万円の物も存在する。足袋は白または黒(一部地区では紺を採用)であるが、小田原市内他社、足柄・西湘エリアでは白足袋が圧倒的に多いようである。白衣装で黒を採用している所も多い。長短は個人それぞれの好みで、指定されている町会はないと思われる。なお、他の祭礼と違い、小田原流の神輿は走るため、担ぎ手の中に雪駄・草履の者はいない。 中着は白ダボ・白股引きを採用している会がほとんどである。青物町、一丁田、七枚橋、唐人町は黒・紺を採用している。これについても、上下共に長短は個人それぞれで異なる。
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