田柄川
田柄川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 06:20 UTC 版)
詳細は「田柄川 (東京都)」を参照 北町には1977年(昭和52年)まで田柄川が流れ、田柄用水も戦前の昭和初期まで通っていた(同時期廃止)。田柄川は石神井川の支流の自然河川で、一方田柄用水は人工的に開削された。同用水は北町地区では旧川越街道(現商店街)などに沿って流れ、2021年現在の国道254号を垂直に南下して旧北町一丁目と旧仲町一丁目の境(現在の錦一丁目26と平和台一丁目4の交差点)辺りで田柄川に合流していた。また、田柄川は自衛隊駐屯地の西側と東側などに南北に流れる支流を持ち、田柄用水と田柄川を南北に直線的に繋ぐなどした水路敷も多くあった。水路敷は、現北町三丁目で田柄川支流を含めて3箇所ほど、同一丁目で同支流を含めて5箇所ほどあった(田柄用水の流路図)。 それも同川は、北町地区では1973年(昭和48年)に二丁目で暗渠化・緑道工事が始まり、1977年(昭和52年)までに完成(田柄川全体は1981年《昭和56年》完成)。田柄川緑道(グリーンベルト)として整備され、川はその姿を没した。それまで同川は時々大水を起こし、南北の交通を遮断したり橋を流したりした。同緑道は1970年代頃から桜の名所になっており、川はその下を下水道幹線として今も流れる。
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