生い立ちと演劇活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 19:40 UTC 版)
1967年、慶尚南道金海市生まれ。中学校2年生の時から俳優を志し、1985年に金海高等学校を卒業。当時の韓国では全国に演劇映画科が5つしかなく、入試に一度失敗した後に釜山の慶尚大学校放送芸能科に入学するが、まもなく入隊することになり中退。除隊後も復学はせず、24歳の時に釜山の地方劇団で演技活動を始めた。劇団で民族劇に参加し、1990年12月に全国教職員労働組合の問題を扱った劇団演友舞台の地方公演『チェ先生』に端役で出演。ソン・ガンホは「演友30年」という本の中で、「演友舞台は私が志向した点を的確に追求していた。そして、その公演は私が進まなければならない方向を正確に捉えた機会であり、新たな勇気と目標を持つきっかけとなった」と語っている。1991年、無計画に演友小劇場に通っては人手不足の作業を手伝っていた中で、演出家のイ・サンウに出会い、団員として受け入れられた。以後、演友舞台で『同乗』、『パク・チョムジ』、『スープがあります』、『女性反乱』、『ピオンソ』など10作余りの演劇作品に助演として出演した。
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