生い立ち、メアリーとの出会いとは? わかりやすく解説

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生い立ち、メアリーとの出会い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/31 04:22 UTC 版)

ヘンリー・ステュアート (ダーンリー卿)」の記事における「生い立ち、メアリーとの出会い」の解説

ヘンリー1545年イングランドヨークシャーで、第4代レノックスマシュー・ステュアートヘンリー8世の姪マーガレット・ダグラスとの間に生まれた。父レノックス伯は、父系では王家先祖でもある第4代王室執事長Lord High Steward)アレグザンダー・ステュアートの末裔ステュアート家一員であり、また父方の祖母エリザベス・ハミルトンがスコットランド王ジェームズ2世外孫であるため有力な王位継承権持っていた。しかし、1544年イングランド軍を率いてダンバートン城占領しようとしたため、スコットランドから追放されていた。イングランドへ逃れたレノックス伯はヘンリー8世快く迎えられ、姪のマーガレットとの結婚許された。 母マーガレットヘンリー8世の姉マーガレットアンガスアーチボルド・ダグラスの娘で、女王メアリーの父ジェームズ5世異父であったマーガレット・ダグラス野心家女性で、息子ダーンリー卿と女王接近させようと、1560年に、メアリーの夫であったフランソワ2世弔問にダーンリー卿を赴かせた。メアリースコットランド戻ってくると、レノックス一家復権許され帰国認められた。先にスコットランドへ帰国していたレノックス伯は、息子のダーンリー卿を故郷呼び寄せた1565年2月18日、ウェミース城でメアリーとダーンリーは再会したメアリー従弟ダーンリーに一目惚れしたメアリー彼の自分より長身均整のとれたすらっとした体つきロンドン宮廷仕込み洗練された優雅な物腰気に入った。またダーンリーは陽気で、メアリー同じく狩猟好きでリュートや詩やダンスが得意であり、このような所も2人共通しており、メアリー好み合っていた。さらに、彼はステュアート家血を引くカトリックであり、しかもヘンリー7世曾孫強力なイングランド王継承持っているのも好都合だった

※この「生い立ち、メアリーとの出会い」の解説は、「ヘンリー・ステュアート (ダーンリー卿)」の解説の一部です。
「生い立ち、メアリーとの出会い」を含む「ヘンリー・ステュアート (ダーンリー卿)」の記事については、「ヘンリー・ステュアート (ダーンリー卿)」の概要を参照ください。

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