琵琶記とは? わかりやすく解説

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びわき〔ビハキ〕【琵琶記】

読み方:びわき

中国元代戯曲高明作。妻を捨てて上京した蔡邕(さいよう)は、科挙首席合格する残された妻は琵琶弾きながら夫を探して放浪続け、ついに夫と再会する北曲の「西廂記(せいそうき)」と並ぶ、南曲代表作


琵琶記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/13 21:14 UTC 版)

琵琶記』(びわき)は、初の高明(高則誠)による戯文であり、蔡邕とその妻の趙五娘の別離、趙五娘の苦難、その後の再会を扱った劇で、南曲の代表作である。通行本は42齣から構成される。


  1. ^ 『明史』文苑伝一
  2. ^ 『南詞叙録』「閔子騫単衣記(高則誠作)」
  3. ^ 『南詞叙録』「趙貞女蔡二郎(即旧篇伯喈棄親背婦、為暴雷震死。里俗妄作也、実為戯文之首。)」
  4. ^ 陸游 『剣南詩稿』 巻33https://archive.org/stream/06073893.cn#page/n24/mode/2up 
  5. ^ 陶宗儀 『輟耕録』 巻25(院本名目)衝撞引首http://ctext.org/library.pl?file=80668&page=86 
  6. ^ たとえば『金銭記』第三折の詩に「趙貞女包土築墳台」とある
  7. ^ 『南詞叙録』「時有以『琵琶記』進呈者。高皇笑曰:(中略)高明『琵琶記』如山珍・海錯、貴富家不可無。」
  8. ^ 田仲一成15・6世紀を中心とする江南地方劇の変質について(5)」『東洋文化研究所紀要』第72巻、1977年、 129-440頁。
  9. ^ a b Birch (1976) p.xvii
  10. ^ Das traditionelle chinesische Theater, p. 293
  11. ^ Ye, Weili (2002), Seeking Modernity in China's Name: Chinese Students in the United States, 1900-1927, Stanford University Press, p. 205, ISBN 9780804780414, https://books.google.com/books?id=K_zRNitNaeMC&pg=PA205 
  12. ^ Bieg (1999) p. 71
  13. ^ Mulligan (1980)
  14. ^ Liu, Wu-Chi, p. 291
  15. ^ Memoirs of the Guitar: A Novel of Conjugal Love, Rewritten from a Chinese Classical Drama.
  16. ^ Birch (1976) p. xvi-xvii
  17. ^ ニムラエイイチとは - 諏訪市公式ホームページ
  18. ^ Stanley Hochman (1984). McGraw-Hill encyclopedia of world drama: an international reference work in 5 volumes. VNR AG. pp. 235. ISBN 978-0-07-079169-5. https://books.google.com/books?id=WOAHl9i-n0EC&pg=PA235 2013年5月30日閲覧。 


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琵琶記(びわき)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 17:24 UTC 版)

彩雲国物語の用語」の記事における「琵琶記(びわき)」の解説

千夜朔洵)が秀麗二胡を買う条件として指定した5曲の一つ曲名の由来南曲代表作『琵琶記』か。

※この「琵琶記(びわき)」の解説は、「彩雲国物語の用語」の解説の一部です。
「琵琶記(びわき)」を含む「彩雲国物語の用語」の記事については、「彩雲国物語の用語」の概要を参照ください。

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