現在の権利状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 05:23 UTC 版)
「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」の記事における「現在の権利状況」の解説
著作者人格権は、著作者:西崎義展(本名:西崎弘文、2010年11月7日没)が有していた。 旧作(1998年までの著作権譲渡対象映像作品)の映像著作権(監修権を除く商品化権を含む)は、1998年に西崎義展から東北新社に著作権譲渡されている。 2010年に西崎義展が亡くなったのち養子である西崎彰司が、続編および新作(実写作品、過去作品のリメイク化作品を含む)を製作する権利および旧作品を含む宇宙戦艦ヤマトシリーズ全作品映像の翻案権、作品(タイトルを含む)を利用することについての監修権を含む全ての決定権を有しており、東北新社とも合意している。 復活編以降の新作作品の商品化権については、東北新社が作品により商品化窓口業務を行う場合(作品ごとに都度協議して決定)があるが、ライセンシーの契約条件(契約書の内容に含まれる全ての条件)について、二次利用における翻案権、監修権を含むすべての決定権は西崎彰司が有している。 歴代の作品の主題歌、挿入歌(一部アーティストは除く)、BGM等の音楽原盤権は、西崎義展から西崎彰司に生前に譲渡されている。 松本零士は現在も漫画を版権とした関連商品を手掛ける事が少なく無く、現在もサイン会で沖田や森雪などのヤマトの登場人物を描いたり、イベント・関連書籍用にイラストを描き下ろすことも少なくないが、権利関係の問題性は不明であり、それらについて著作権継承者の西崎彰司や東北新社側の見解は発表されておらず、クレジットもされていないほか、西崎彰司や東北新社側も、差し止めや賠償を求めるなどの法的措置を行っていない。
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