現在《移転計画》
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 13:54 UTC 版)
「サンパウロ日本人学校」の記事における「現在《移転計画》」の解説
2015年を境に再び減少に転じたことから2017年の学校教育会総会の場において、当時の理事長より移転計画の検討を周知し現在に至っている。同年、建物診断調査を行った際、学校敷地が開発できない森林保護地域(ZEIS-5)と、低所得者向け小規模住宅の建設に限定(ZEIS-2)されていることが判明し、敷地内での立替や、部分的な売却も不可能であることが判明。特に敷地面積の約半分はほとんど何もできない土地(ZEIS-5指定)となっている。(このため、敷地内における校舎建て替えは事実上不可能であることが判明した。) 2018年は再び小中併せて160人程度まで生徒、児童数が減少し、広大な敷地に点在する老朽化した施設,インフラ面の管理維持が経済的に困難な状況に陥っている。治安・安全面や衛生・環境面での問題、サンパウロ市郊外存在し通学距離が長いだけでなく、近年の渋滞増加も影響し時間がかかり子ども達の疲労に繋がるなどの問題解決の必要もあり、将来的に持続可能な学校運営を行うためにも移転計画を中心に、大規模修繕計画(この場合は根本的な問題解決はできないまま)とのニ本立てで検討が進められている。2019年7月に臨時総会が開催され、理事会内に移転検討委員会の設置 と併せ、敷地売却の手続きに入ることと併せ、2年後の2019年頃に移転をおこなう計画推進の実質的決議が行われた。 移転計画の手順としては、まず現敷地の売却の可能性を模索、業者との交渉により売却価格の一部を事前に受領、この資金を元に移転先の検討ならびに増改築等の準備、移転に関わる各種公的手続きとなる予定で、現段階では移転先については未定。
※この「現在《移転計画》」の解説は、「サンパウロ日本人学校」の解説の一部です。
「現在《移転計画》」を含む「サンパウロ日本人学校」の記事については、「サンパウロ日本人学校」の概要を参照ください。
- 現在《移転計画》のページへのリンク