王勃集巻第二十九残簡
主名称: | 王勃集巻第二十九残簡 |
指定番号: | 2375 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1980.06.06(昭和55.06.06) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | 紙背四分戒本略 |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 唐 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 王勃集は唐代前期の文人王勃の詩文集で、旧三十巻あったが、宋、元時代以来中国では逸書になっている。わが国には巻第二十八が上野家に、巻第二十九、三十が東京国立博物館に所蔵され、いずれも国宝に指定されている。本巻は東京国立博物館所蔵本の巻第二十九に接続し、同巻の巻尾に当たるもので、本文第一行の「過淮陰謁漢祖廟祭文奉 命作」は、東博本巻第二十九、巻首目次第七項の「祭高祖文一首」に相当する。巻尾には「興福/傳法」の朱方印が捺され、東博本と共にもと興福寺に伝来したことを伝えている。なお、紙背は東博本に接続する四分戒本略の断簡である。 |
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