特技・弱点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 09:42 UTC 版)
しばしば抜刀して何の遠慮も無しに斬りかかるが、あたるに真剣白刃取りされる等して一度も成功したことはない。それどころか運動神経がトップクラスの悪さをほこる水乃小路飛麿にすら真剣白刃取りをされている。日本刀をたとえ海パン姿でもどこからともなく取り出せる。更に刀が折れると瞬時にもう一本取り出せる。この妙技は、作中でも周囲から度々突っ込まれている。ちなみにあたるの方も、隙あらば面堂をどこからともなく取り出した大槌で殴ろうとしており、こちらのほうが成功していることが多い。なお、終太郎も大槌で攻撃することがあり、大槌で攻撃するほうが成功する確率が高い。 彼の日本刀使用の初出は、原作で夢邪鬼がゲストキャラとして登場する第31話「目覚めたら悪夢」で、あたるに寝言で侮辱されたことに切れた時からである。それまでは、頭に来ても抜刀はしなかった。ただこの時はロッカーへ取り出しに行っており、どこからともなく取り出したりはしていない。これ以降は比較的些事でも抜刀するようになり、抜刀したまま、校外まで追い回すこともあるが、銃刀法違反で逮捕されたことは一度もない。 弱点は暗所恐怖症・閉所恐怖症で、よく狭くて暗い場所に閉じ込められては「暗いよ~狭いよ~怖いよ~」と泣き叫び、錯乱状態に陥るが、女性がそばにいる場合は平気。この恐怖症は連載初期はあたるだけが知り得た弱点であり、それを脅しのネタにしてテスト前に面堂から物理のノートを借りるなど利用していたが、妹・了子の初登場時の終太郎への嫌がらせによって、クラス全員に暴露されることとなる(この時、男子生徒は恐怖症を物笑いにしたが、女子生徒は「母性本能をくすぐられる」などと、逆に好意的であった)。 本人は恐怖症を克服しようと特訓を重ね、結局直らなかったものの、直そうとして壺を割り続けて鍛え上げられた腕力を元に秘技「釣鐘割り」をあみ出した。実はこの恐怖症は、過去へ閉暗所恐怖症の原因を探しに行った際に終太郎が幼い頃の自分に抱かせてしまったものであるため、ある意味自業自得と言えよう。それ以降の特技はつり鐘割り。秘技はつり鐘捕り。また、つり鐘自体を投げつけることもある。
※この「特技・弱点」の解説は、「面堂終太郎」の解説の一部です。
「特技・弱点」を含む「面堂終太郎」の記事については、「面堂終太郎」の概要を参照ください。
- 特技・弱点のページへのリンク