片岡鶴太郎vsダンプ松本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 01:41 UTC 版)
「夕やけニャンニャン」の記事における「片岡鶴太郎vsダンプ松本」の解説
番組初期のエピソードとして、初代メイン司会の片岡鶴太郎が当時全日本女子プロレス所属レスラーだったダンプ松本に相当いじめられていたとされる時期がある(実際にはボクシングをやっていた鶴太郎が本当にダンプを怖がっていたかは不明である)。 その当時のある日、本番中に「電話が入っている」とスタッフから告げられ、鶴太郎はスタッフに対し「電話がダンプからのものではない」ことを何度も念を押して確認し、その上で電話を取ったところ、電話の相手はダンプ本人であった(鶴太郎のみならず、とんねるずも多少調子付いてダンプを挑発する言動をとっていた)。 その際、電話口でダンプが威圧や挑発の言葉を並べたやりとりの後、「そっちにこれから行くぞ!!」と凄んだことに対し、鶴太郎は「お前なんか来なくていいんだよ、このバーカ!!」と発言したところ、実はスタジオ内のセット裏から電話していたダンプ本人がブル中野と共にチェーンを振り回しセットをけり倒しながら登場。 ダンプらがスタジオにいることを一切知らされていなかった鶴太郎はその直後、生放送中ということを一瞬忘れたかのように「ダッ、ダンプさん!!すいません」と大泣きしながらスタジオ中を逃げ回ったという、笑うに笑えない場面があった。この「ハプニング」の際、スタジオに居合わせたおニャン子はほとんどが号泣し、身を寄せ合って怯えていたほか、一部観客にも泣き出す者や怯えるものもいたとされる。一方で、自身に罵声を浴びせた観客に逆上したダンプがその観客を襲撃しようとしてブルに咎められる一幕もあった(その際ダンプはブルを殴っている)。尚、とんねるずは事前収録だったために、この「ハプニング」には巻き込まれていない。 そして次の回の冒頭では、鶴太郎が「ダンプ松本がなんだ!バカヤロー!!」と発言したところ、何処からかダンプの声と竹刀の音がした事に鶴太郎と小雪、おニャン子が動揺したところ、出てきたのはダンプのコスプレをした女児(通称・コダンプ)だった事に鶴太郎達が安堵するというオチになっている(つまりダンプの声と竹刀の音は、予め録音されたもの)。 ちなみにこの一件に関連しては、当時鶴太郎がレギュラー出演していた『オールナイトフジ』でも同様のハプニングが起きていた。どちらについても、ダンプに対して過剰に怖がっていた鶴太郎に対して番組スタッフとダンプらが仕組んだ、いわゆる「ドッキリ」的な要素も併せ持っていた。ダンプも鶴太郎を本気で嫌っていたわけではなかったことから、この騒動が落ち着いた後の関係は良好であったとされ、当時、鶴太郎が如何に自分より怖い人が苦手であったかが分かる。
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