熟成年数表示
ラベルに表示されている熟成年数はウイスキーを樽の中で熟成させた年数のこと。例えば「12年もの」とか「12 Years Old」といえば、モルト原酒もグレーン原酒も最低でも12年間貯蔵したものを使っているということを意味しています。 一般的に、貯蔵期間に伴い熟成が進み、まろやかさや深みが増すことは確かです。しかし余り長く樽で熟成させると木香が強くつきすぎたり、香味から生気が失われたりすることもあります。原酒それぞれに熟成の頂点があるため、ブレンダーは一番飲みごろのところで樽の封を切り、ブレンドに使います。また、ウイスキーの味わいは、単に貯蔵年数で決まるのではなく、原酒そのものの品質(原料や醸造・蒸溜法による)や樽の品質、貯蔵管理の条件で違ってきます。すべての条件を満たして、好ましい熟成が進んだとき、おいしいウイスキーが生まれるのです。 |
Weblioに収録されているすべての辞書から熟成年数表示を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- 熟成年数表示のページへのリンク