焼酎の製造工程(図)
【甲類】 大麦、コーンなどが原料で、連続式蒸溜機で製造されたもの。純粋で洗練された酒質が特徴です。連続式蒸溜機は、単式蒸溜器が数十重なったような構造をしており、純粋に近いアルコール溶液を得るために使用されています。もろみを連続的に供給するやり方で、持続的に高いアルコール濃度の液を得ることが出来るので、目的に応じて装置を組み合わせて使います。 【乙類】 麦、米、いもなどが原料で、単式蒸溜器で製造。原料の味わいを活かした、味わいのある酒質が特徴。単式蒸溜器の場合、蒸溜は一回のみ。この一回の蒸溜で、もろみのアルコール分は約三倍(36〜44%)にも濃縮されます。単式蒸溜にも、常圧蒸溜と減圧蒸溜という2種類の蒸溜法があります。常圧蒸溜は伝統的な蒸溜方法で、原料の特徴をしっかりと味わいながら、風味を楽しむことが出来ます。減圧蒸溜は近代的な蒸溜方法で、低温でじっくり時間をかけて蒸溜するためクリアな飲みごこちが楽しむことができます |
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