熊本駅 - 八代駅間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 17:22 UTC 版)
熊本駅を出てからも九州新幹線の高架と並走する。しばらくは豊肥本線とも並走するが、やがて左へ分かれていく。豊肥本線と分かれてすぐのところに熊本鉄道事業部熊本車両センターがある。熊本車両センターを過ぎると直線は続き、途中に西熊本駅がある。右手にNEC九州日本電気が見えると川尻駅に着く。川尻駅を過ぎると緑川を渡り、国道3号と並走するようになる。熊本市南区富合町に差し掛かると左手に九州新幹線の熊本総合車両所があり、隣接している富合駅に着く。宇土市に入ると宇土駅。同駅からは三角線が分岐している。宇土駅を出ると国道57号を潜り、三角線が右へ分かれていく。県道297号と交差するあたりで九州新幹線の高架とも分かれる。その後県道14号と並走するようになり、宇城市に入る。県道から分かれて少し進むと松橋駅。松橋駅を出ると国道266号を潜り不知火美術館が見え、川を渡る。その後も直線が続き、しばらく進むと小川駅。小川駅を出ると進路をやや南西に変え、直線で進んでいく。途中八代郡氷川町を通るが駅は設けられていない。そして八代市に入ってすぐ有佐駅に着く。直線区間はその後も続き、千丁駅に着く。千丁駅を出て少し進んだところで、部分開業当時の九州新幹線への旧アプローチ線(現在は保線用)が分岐する。鹿児島本線はそのまま直線で進み、九州新幹線の高架を潜って新八代駅地上ホームに着く。一方旧アプローチ線は分かれた後に高架に上がり、左にカーブして新八代駅新幹線高架ホームに着き、対面乗り換えという形になっていた。この旧アプローチ線は特急「リレーつばめ」のみが毎時2本程度通っていた。新八代駅を出ると鹿児島本線はさらに南西へ向かう。途中に八代自動車学校や日本製紙八代工場などがある。日本製紙八代工場の脇を進むと、八代駅に着く。門司港駅から続いてきた鹿児島本線はこの駅でいったん途切れ、以南は人吉駅方面が肥薩線、川内駅方面が肥薩おれんじ鉄道線となる。またここまでは全線複線以上であったが、以南は大部分が単線となる。
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