熊本桜町バスターミナル開業に伴う案内番号変更
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「熊本桜町バスターミナル」の記事における「熊本桜町バスターミナル開業に伴う案内番号変更」の解説
熊本桜町バスターミナルの開業に合わせ、熊本都市圏を走る全路線バスの「バス案内番号」(系統番号)が変更された。 再開業前の2019年9月10日まで使用されていた案内番号は「漢字1文字+数字」によるもので、1996年4月1日に導入されたものである。これは、熊本交通センターを基準とした方角(「東」「西」など)または地名の頭文字となる漢字(「駅」「県」「子」など)に数字を組み合わせたものとしていた。 しかし、この案内番号は観光客には複雑で分かり難いものとなっていた。例として、同じ路線でも往路と復路で案内番号が全く異なっていたり、東系統には東が付く停留所を通らない路線があったり、駅系統は熊本駅前由来であるが上熊本駅前も南熊本駅前も通るなど、法則性が見えない例も見られた。 2019年7月26日、熊本県バス協会は同年9月11日の始発便より「新バス案内番号」の運用を開始すると発表した。新案内番号は、ラグビーワールドカップなどの国際スポーツ大会の開催を控え、来熊する観光客にも分かりやすい案内番号を採用すること目的とすると同時に、地元住民にもより分かりやすく覚えやすい数字の付与ルールを採用し、途中の経由地やルートの識別性を向上させた。 新案内番号は「アルファベット1文字+数字2文字」による。アルファベット部分は以下の法則に基づいて制定されている。 熊本桜町バスターミナルを基準とし、熊本市北部方面より時計回りで「A」から「W」を付番する。 熊本桜町バスターミナルを経由しない環状線については「O」を、健軍ゾーンには「Y」を付番する。 読み間違いや聞き間違いを防止するため「D」「I」「N」「Q」「V」は使用しない。 数字部分は、1桁目で主要経由地を、2桁目で行先や主要経由地以降に通過する分岐を示す。
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