炸裂弾ランチャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/21 12:32 UTC 版)
「ティターンズの機動兵器」の記事における「炸裂弾ランチャー」の解説
グレネード・ランチャーとも呼ばれ、両肩部に3基ずつ内蔵されている。
※この「炸裂弾ランチャー」の解説は、「ティターンズの機動兵器」の解説の一部です。
「炸裂弾ランチャー」を含む「ティターンズの機動兵器」の記事については、「ティターンズの機動兵器」の概要を参照ください。
炸裂弾ランチャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 00:36 UTC 版)
「XM29 OICW」の記事における「炸裂弾ランチャー」の解説
2002年初頭、XM29の特徴である20mm炸裂弾(High Explosive Air Bursting)ランチャーが開発された。このランチャーはガス圧利用によるセミオートマチックでの射撃が可能である。このランチャーはブルパップ方式であり、着脱式の大型箱型弾倉がストックに装着される。ランチャーの砲身内部にはライフリングが切られ、20mm炸裂弾を1,000m以上飛ばすことが可能である。通常モデルでは、このランチャーの射撃コントローラーの大部分が下に取り付けてあるライフル銃に一緒に組み込まれており、一つのトリガーを使ってライフルと炸裂弾が撃ち分けられる。また、ライフル無しでの運用も可能にするため、独立型のランチャーも開発されるという。 XM29の上部には上述の射撃管制システムが装備してあり、その装置からの情報で20mm炸裂弾の信管を作動させる。さらに、後期型のタイプでは発射前にレーザー測距装置によって標的までの距離を測定し、着弾地点までに何回転砲弾が回転するか計算し、あらかじめ設定した距離で弾が炸裂するようになっている。発射後、弾は飛翔しながら回転数を計測し、設定された回転数に達した時点で炸裂する。 これにより、敵に直撃弾を与えなくても敵の至近距離に弾が到達すれば炸裂弾が爆発して敵を殺傷することが可能である。また、敵周辺の空中で炸裂するため、銃弾を敵兵一人に一発当てるよりも、砲弾一発で炸裂時に発生する破片でより多くの敵兵を殺傷することが利点として挙げられる。それまでライフル弾を一発一発敵に当てることによって敵を制圧しなければならなかったので、この点においては従来火器に比べ優れている。破片が四方に飛散するため、遮蔽物に身を隠している敵や塹壕に立て篭る敵に対しても、その付近へ砲弾をライフル弾の様に撃ち込むだけで殲滅することが可能である。 しかし、欠点が無い訳ではなく、弾頭に複雑な信管が組み込まれているため、砲弾一発の値段が非常に高い。OICW計画では炸裂弾は一発25 USドル前後でなくてはならないとされているが、未だ砲弾がいくらになるのか見通しが立っていない。現在の炸裂弾頭は前方と後方に炸薬が封入されており、その間に信管が組み込まれている。この20mm炸裂弾はXM29 ランチャー専用の主用弾薬として考えられている。 現在、口径を25mmに拡大しランチャー単体で運用するXM25が開発中である。
※この「炸裂弾ランチャー」の解説は、「XM29 OICW」の解説の一部です。
「炸裂弾ランチャー」を含む「XM29 OICW」の記事については、「XM29 OICW」の概要を参照ください。
- 炸裂弾ランチャーのページへのリンク