火星王国議会派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 15:06 UTC 版)
「銃夢 LastOrder」の記事における「火星王国議会派」の解説
火星に複数存在する勢力のひとつで、国家政策として不老不死化を否定している。このため児童歩兵の保護に努めたり、行き場を失った星の保育園協会の亡命を受け入れ等の活動も行っている。専ら実権の無い弱小国ではあるが、LADDERによって宇宙条約上の正当性を唱えられており、外交力だけで自治権と中立を保っている。 リメイラ 火星王国議会派の新女王。暗殺された父王リームズィンに代わり王位に就いたばかりである。常にケーニッヒという名のクマのぬいぐるみを手放さない。ケーニッヒは生きているかの如く話しリメイラと会話もするが、これはリメイラ自身による腹話術と説明されている。明るく無邪気、世間知らずな女性に見える一方でケーニッヒを使って話す言葉には深い洞察がこもっており、一流の論客としての一面をムバディに感じさせる。 ザジ リメイラのボディーガードを務める女性兵士。リメイラには命を懸けた忠誠を誓っている。ペイン大佐の経営する児童歩兵スクールを生き残って卒業した人物で、銃火器の扱いと軍隊格闘術の名手。その経歴から児童虐殺政策にはリメイラ以上に強い嫌悪感を持っている。児童歩兵達の虐殺を少しでも遅らせるためにガリィが立ち上がった際には、進んで協力を申し出た。銃火器の扱いに関して熟練の職人的な技能を持ち、宇宙空手連合軍との遭遇時には鳳眼を破った。戦闘に対しては合理的で冷徹なため、一見ドライで人間兵器のような印象を与えるが、自身曰く「帽子集めが趣味」でカメラで撮影されると極度に緊張するなど、愛嬌のある一面を見せたこともある。ZOTT準決勝では孤軍奮闘するゼクスの元へ救援に駆けた。 火星オリンポス宇宙港奪回作戦で接触した機甲術の使い手「フラウ・X」に時限炸裂式の「伏打」を打たれ死にかけるが、ガリィによって解除される。
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