漫画・絵物語
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映画に続き、テレビに先んじて、子供向けに翻案された漫画、絵物語も少年誌で開始された。このジャンルでの作品は、21世紀の現在でも随時、登場している。 『少年探偵団 妖怪博士の巻』 桑田二郎画、沢田賢二の文章による絵物語。昭和31年、「おもしろブック」(集英社)8月15日増刊号に掲載。 『怪人二十面相』 藤子不二雄Aによる漫画版。昭和34年から35年にかけて、光文社「少年」に連載された。単行本は、藤子不二雄ランド(中央公論社)版、藤子不二雄Aランド(ブッキング)版でそれぞれ2巻刊行された。 『かいじん二十めんそう』 藤子・F・不二雄による絵物語版。(後半はしのだひでおによる作画。)主人公はポケット小僧。昭和34年から講談社「たのしい一年生」に連載された。単行本は、藤子・F・不二雄大全集(小学館)版で刊行される。 『少年探偵団怪人二十面相』 田中顕による漫画版。台詞、時代設定などをかなり忠実に再現している。全1巻。 『少年探偵団BD』 やまざきまことによる漫画版。「月刊コミックブンブン」2009年1月号から連載。 『怪人二十面相』 山田貴敏による漫画。全3巻。この作品の二十面相は原典とは異なり、「変装」ではなく「自分の体の構造を自在に変化させ姿を変える(目撃者が発狂するほどその過程はグロテスク)」という謎めいた存在として描かれる。
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