湘南オリオン【ショウナンオリオン】(草花類)
登録番号 | 第11732号 | |
登録年月日 | 2004年 3月 3日 | |
農林水産植物の種類 | スイトピー | |
登録品種の名称及びその読み | 湘南オリオン よみ:ショウナンオリオン | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 神奈川県 | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市中区日本大通1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山元恭介、栁下良美 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「茅ヶ崎11号」に「パティオ」を交配して育成されたものであり、花は旗弁は浅青味紫色で、翼弁は浅青紫色の冬咲き性の切花向きの品種である。草型は高性、茎の最小径及び最大径は中、アントシアンの発現の有無は無、第一次分枝の発達程度は少、節間長は長である。複葉対数は1、葉型は卵形、波打の程度は中、着葉角度は斜上、葉長、葉幅、たく葉の大きさ及び色は中、ふ入り葉の有無は無、葉柄着生部の色は有、葉柄の長さはやや長である。花の着生密度は中、向きは斜上、花形はオープン、花径、旗弁長及び幅は中、翼弁長はやや長、幅は中、舟弁長はやや短、幅は中、花弁の斑紋の有無は無、旗弁の色は浅青味紫(JHS カラーチャート8309)、翼弁の色は浅青紫(同8008)、舟弁の色は紫白(同8001)に青味紫色(同8311)の糸覆輪が入る、旗弁の形は全縁、翼弁の内曲は中、旗弁の数は1~2、翼弁の数は2、がくの形は円筒状、大きさは中、色及び雌ずいの有無は有、雄ずいの数は10、花柄の太さはやや細、小花柄の太さは中、花柄の長さは長、小花柄の長さ及び一花房当たりの花数は中、香りは弱である。開花の習性は冬咲き性、冬咲き性の開花期の早晩は晩である。「ガラティア」と比較して、葉柄着生部に色が有ること、旗弁の色が浅青味紫であること、翼弁の色が浅青紫であること等で、「茅ヶ崎11号」と比較して、花形がオープンであること、旗弁の色が浅青味紫であること、翼弁の色が浅青紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和62年に神奈川県農業総合研究所(平塚市)において、「茅ヶ崎11号」に「パティオ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、平成12年に特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「オリオン」であった。 |
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