温泉と紅葉の名所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/21 07:31 UTC 版)
「定山渓温泉」も参照 下流には「札幌の奥座敷」と呼ばれる定山渓温泉がある。ダム湖である定山湖の名称は、定山渓温泉の開祖である僧侶・美泉定山の名前に因んだもので、定山渓観光協会が観光の発展の為に建設省に要望して命名された経緯がある。2005年(平成17年)には札幌市の推薦により財団法人ダム水源地環境整備センター選定の「ダム湖百選」に選ばれた。また、上流部の国有林は「奧定山渓国有林水源の森」として林野庁が選定する水源の森百選に選ばれている。 定山渓・定山湖・豊平峡は屈指の紅葉の名所として知られ、秋には札幌市民や観光客が大勢訪れる。現在、豊平峡ダムの近くには、遊歩道、展望台、レストハウス等が整備されているほか、豊平峡ダムミュージアム「ひふみみはなめ」がある。 ダムも毎年4月から10月に掛けては観光放流を実施している。また、ダム天端(てんば)から見下ろす豊平峡の風景も観光客の目をひきつけている。かつては下流から豊平峡を散策できる豊平峡ハイキングコースもあったが、落石の危険性が高いという理由で現在は閉鎖されている。下流には定山渓温泉のほか豊平峡温泉、札幌市定山渓自然の村もあり、入浴やキャンプと併せて訪れる市民や観光客も多い。
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