海兵隊員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/09 07:06 UTC 版)
「ジョン・デイリー (軍人)」の記事における「海兵隊員」の解説
UCLA卒業後の1956年6月、デイリーは海兵隊にて少尉に任官した。基本術科学校(英語版)卒業後は飛行訓練に参加し、1958年7月に海兵隊航空団の操縦士に任命された。その後は戦闘機、軽攻撃機、偵察機、電子戦機、輸送機、ヘリコプターなど各種の航空機に操縦士として搭乗し、作戦中の飛行時間は7000時間以上とされる。 1972年、デイリーは北ベトナムで活動する第1海兵合同偵察中隊(Marine Composite Reconnaissance Squadron-l)および輸送任務部隊(Carrier Task Unit)の指揮官となる。ベトナムには2度派遣され、450回の飛行任務を遂行した。1973年5月に帰国した後、ワシントンD.C.にある海兵隊司令部(英語版)航空兵器調達局(Aviation Weapons Requirements Branch)に移る。同年中、彼は国防大学に入学し、卒業後は海兵隊司令部航空機設計・計画局(Aviation Plans and Programs Branch)に配置される。 1978年、デイリーはエル・トロ海兵隊航空基地(英語版)を拠点とする第3海兵航空団第11海兵航空群(英語版)(MAG-11)の指揮官に着任。1980年7月、第3海兵航空団参謀長に就任。1981年7月、海兵隊司令部に戻り、航空機設計・計画・予算・統合ドクトリン局(Aviation Plans, Programs, Budget and Joint Doctrine Branch)の局長に就任。1982年5月、准将に昇進すると共に副航空参謀長補(Assistant Deputy Chief of Staff for Aviation)に就任。1985年5月、ハワイ・カネオヘ湾基地(英語版)に駐屯する第1海兵水陸両用旅団(英語版)の指揮官に就任。 1986年6月12日、少将に昇進すると共にノースカロライナ州チェリー・ポイント海兵隊航空基地を拠点とする大西洋艦隊海兵軍(英語版)第2海兵航空団の指揮官に就任。1987年7月30日からはバージニア州ノーフォークの軍幕僚学校(英語版)に校長として勤務する。1989年8月21日、ワシントンD.C.にある海兵隊研究・開発・調達司令部(Marine Corps Research, Development and Acquisition Command)の司令官となり、同年11月24日には中将に昇進した。1990年8月1日、大将に昇進すると共に海兵隊総司令官補(英語版)に就任。
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