江戸坂崎家
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坂崎磐音(さかざき いわね) 空也の父にて尚武館道場の主。前作の『居眠り磐音 江戸双紙』の主人公。元豊後関前藩の藩士であったが、藩騒動に巻き込まれ後に脱藩。浪人暮らしをしながら剣術の師である佐々木玲圓のもとで修行を積み、後に佐々木家の養子となり尚武館道場を引き継いだ。愛刀は備前包平2尺7寸。 おこん 空也の母。尚武館道場の内所を切り盛りする。 坂崎睦月(さかざき むつき) 空也の妹。
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江戸坂崎家
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佐々木こん(ささき こん)/坂崎こん(さかざき こん) / おこん 磐音の住んでいる金兵衛長屋の差配を務めている金兵衛の娘。両替商の「今津屋」に女中として勤め、お艶が病弱であったこともあり、奥向きの一切の仕事を任されている。後、速水左近の養女を経て、磐音と結婚する。しかし、大納言徳川家基の死後、江戸を追われた磐音と共に身分を隠して尾張を経て紀伊姨捨の郷で一子空也を産み、2年半余を経て江戸に戻る。確実な収入源に乏しい財政難の中、道場の台所を取り仕切る。道場の裏に大根畑を作っている。 坂崎空也(さかざき くうや) 磐音とおこんの嫡男。玲圓とおえいが自害した日に懐妊がわかり、磐音と共に江戸を離れて苦難の末に姨捨の郷で誕生した。その後、3人で江戸帰着を果たした。その翌年には養祖父となる速水左近とも面会した。5歳になって庭先で磐音から剣術を習い始め、12歳で道場入りを許させる。16歳で東郷示現流を修行するため、豊後関前から薩摩へと旅立った。愛刀は修理亮盛光2尺7寸(将軍家斉からもらった大刀)。続編となる『空也十番勝負』シリーズの主人公。 坂崎睦月(さかざき むつき) 磐音とおこんの長女。磐音とおこん、空也の江戸帰着後に誕生した。速水右近が拾ってきた牝犬、小梅の世話をしている。 松浦弥助(まつうら やすけ) 公儀御庭番衆吹上組に属する忍び。九州にある長崎街道で磐音と知り合い、後、日光社参を皮切りに磐音と行動を共にするようになる。忍術では霧子の師匠。佐々木道場が再興した後、田沼の命を受けた御庭番衆が佐々木道場を襲撃した際に初めて姓名が明らかになった。磐音と行動を共にするにつれてその人柄に惚れて、江戸帰着後に御庭番を辞して磐音と主従関係を結ぶ。
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