今津屋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 03:57 UTC 版)
今津屋吉右衛門(いまづや きちえもん) 両替商「今津屋」の主人。吝嗇で有名だが、「金をかけるべきところにかけ、それ以外は削る」という信条の持主。第1作で敵の豪商が失脚して以後は、江戸にある600軒の両替商の株仲間を束ねている。内儀であるお艶を病で亡くし、小田原宿脇本陣主・小清水屋右七の次女であるお佐紀を新たに内儀として迎えることになる。 由蔵(よしぞう) 「今津屋」の老分(ろうぶん)番頭。今津屋の知恵袋として内外を仕切る。おこんに次いで磐音とも親しく信頼している。 艶(えん) 吉右衛門の先妻。病弱であり、自らはいつも奥で過ごし、今津屋の奥向きの仕事のすべてをおこんに任せている。後に、病に倒れ亡くなる。 佐紀(さき) 吉右衛門の後妻。小田原宿脇本陣主である小清水屋右七の次女で本来は姉が今津屋に嫁ぐことになっていたが元藩士と駆け落ちをしてしまい、姉に変わって吉右衛門とお見合いをし、双方の気持ちが通じ、姉の代わりではないことを打ち明け、吉右衛門に嫁いだ。後、2人の子に恵まれる。 林蔵(りんぞう) 筆頭の支配人。 和七(わしち) 次席の支配人。 和吉(わきち) 帳合方の番頭。 新三郎(しんざぶろう) 振場役の番頭。若いが機転が利き、動作が機敏。用心棒時代の磐音と行動を共にすることが多かった。 保吉(やすきち) 手代。よく宮松をからかう。 宮松(みやまつ) 「今津屋」の丁稚。磐音の供をしては何度も危険な目に逢っている。悩みは字が下手なことで、度々由蔵に説教されている。後、小僧から手代に昇格する。 おきよ 台所の女衆を束ねる。
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