民生用小銃弾として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/24 15:27 UTC 版)
「7.92x57mmモーゼル弾」の記事における「民生用小銃弾として」の解説
7.92x57mmモーゼル弾は、欧州において猟銃やスポーツ銃などといった民生用小銃の実包としても一般的に知られ、多くの企業により製造が続けられている。ザスタバ・アームズ(英語版)、ブレイザー(英語版)、チェスカー・ズブロヨフカ・ウアスキー・ブロド(英語版)、ハイム(英語版)、モーゼル狩猟武器(英語版)、ステアー・マンリッヒャーなどは現在でも7.92x57mmモーゼル弾を使用する猟銃を製造しており、加えて銃弾そのものはRUAG(英語版)、ププルヴィ・パルティザン(英語版)、サコー(英語版)、セリアー&ベロー(英語版)などの企業も生産している 2004年、レミントン・アームズではM700ライフルの7.92x57mmモーゼル弾仕様を限定生産した。狩猟用銃弾としての7.92x57mmモーゼル弾はアメリカ製の.30-06スプリングフィールド弾と同等の性能と見なされており、ドイツを始めとする欧州各国では、鹿、シャモア、ムフロン、イノシシ、クマなどの大物狩猟用の銃弾と見なされている。ただし、フランスのように軍用小銃弾の民間使用を制限している国では、既に旧式化しているとはいえ7.92x57mmモーゼル弾を軍用小銃弾と見なして一般の所持及び使用を禁止している場合もある。 起縁型のバリエーションとして、8x57mm IRS弾が知られている。これは中折れ式ライフルなどでの使用を前提に開発された。現在では欧州における中折れ式ライフルの一般的な銃弾としてその名を知られる。
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