民労党の分裂と18代総選挙敗北
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「民主労働党 (韓国)」の記事における「民労党の分裂と18代総選挙敗北」の解説
民労党から離党した新党派は、2008年1月26日、「新しい進歩運動(新しい進歩政党)」出帆式を開き、進歩新党創党に本格的に取り組むことになった。発足宣言文で(1)実質的な赤緑連帯実践で地球温暖化問題などに能動的に対応、(2)資本主義克服の原則と実現方式の多元性の認定、(3)非正規職や中小企業、女性労働者を代弁する新しい労働を形成する、(4)生活領域で進歩的地方政治の独自展望の構築、を明言した。北朝鮮との関係については「南北を『民族的特殊関係』以前に主権国家として国家対国家の関係と認識する、とした。そして、3月2日に民労党から離党した沈相奵と魯会燦両議員が中心となって結成される「進歩新党」の結党準備会の発足式が行なわれ、進歩新党が事実上旗揚げし、民労党は分裂することになった。4月9日に行なわれた第18代総選挙では、地域区では前回と同じ2議席を確保したが、比例代表では前回獲得した半分以下の3議席に留まり、地域区と合わせて5議席しか獲得できず敗北を余儀なくされた。
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