武市家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 04:11 UTC 版)
武市半平太(たけち はんぺいた) 演:大森南朋(少年時代:桑代貴明) 土佐藩白札(後に上士格に昇進)。龍馬の幼馴染みで無二の友。 文武両道の秀才で、城下で道場を営み、門弟達からは面倒見の良い兄貴分として慕われている。愛妻家で下戸。 黒船来航をきっかけに攘夷思想に目覚め、剣術修行を名目に出た江戸で各藩の攘夷派の士と交流するが、そこで土佐藩が後れを取っていると感じる。帰国して、参政・吉田東洋に攘夷を説くが退けられ、上士に対抗して攘夷を藩論とするために下士を結集して土佐勤王党を結成する。東洋によって免職された柴田備後と結び、東洋の追い落としを図るが手段を選ばぬ行動に走るようになり、遂には勤王党員に東洋を暗殺させる。 藩の実権を掌握した後は京に進出。土佐藩を尊皇攘夷運動の旗頭に担ぎ上げ、一時は朝廷を動かすほどの権力を握る。しかし、尊皇攘夷派の衰退と共に失脚し投獄される。1年半に及ぶ獄中闘争の末、牢を訪れた山内容堂と対話して全ての罪を認める。その後、牢を訪れた龍馬と弥太郎に未来を託した後、切腹を命ぜられ壮絶な最期を遂げた。 武市冨(たけち とみ) 演:奥貫薫 半平太の妻。 攘夷運動に没頭していく夫を心配する。夫が投獄されると、夫と同じ苦しみを味わうため板の間で寝起きした。 武市智(たけち とも) 演:菅井きん 半平太の祖母。両親を早くに亡くした半平太を親代わりとなって育てた。病で寝たきりの生活を送っており、半平太と冨が見守る中で死去した。
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