次元と女
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 22:37 UTC 版)
アニメの次元は「女嫌い」で通しているが、実際は女性とのロマンス話が多く、女性の扱い方も心得ている。「ルパンより自分の方がもてる」という趣旨の発言をすることもしばしばある。『TV第2シリーズ』第26話「バラとピストル」では、ルパンが惚れていたフラメンコダンサー・リンダからバラの花を投げられた際、ルパンに対して「自分がいつも思っていたこと」として、「ルパンよりも自分の方がハンサムではないのか?」と述べている。 ルパンと違い女性に対してストイックに接する事が多い。ルパンには「何が女嫌いだ!お前なんかただのロマンチストだ!」と罵倒されたこともあり、かつての恋人にも同様に「ロマンチスト」と評されている。一方で、『TV第1シリーズ』第17話「罠にかかったルパン」では、妖艶なクラブママの星影銀子の色香に負けて、デレデレしていた事もある。劇場版『カリオストロの城』のクラリスに対しては特に冷たい接し方はせず、むしろ好感を持っていて、ラストでは笑顔で手を振って別れるという態度を見せていた。また、3DCG劇場版『ルパン三世 THE FIRST』も飛行機から飛び降りたレティシアをお姫様抱っこで受け止め、お礼を言われた時は、ちゃんと彼女の顔を見て微笑みながら「どういたしまして」と返し、以後もごく普通に接している。 『ルパン三世Y』によると、「女嫌い」というわけではなく「"女運が悪い"ため女性が信用ならない」という設定になっていて、「最高の女に会っても気を許せるのは一晩だけ」という考えを持っている。そのため、アニメ同様に女性に素っ気ない態度で接している。不二子とわずかに親しくなった回もあったが、基本的には彼女を信用しておらず、不二子が命の危機に瀕したりルパンに助けを求めても次元は「敵とグルなのではないか?」と疑うことから始まる(一方でTV第2シリーズ第152話「次元と帽子と拳銃と」の終盤で不二子から愛用の帽子をプレゼントされた時は満更でもないほど喜んでいた)。 『グッバイ・パートナー』では、アリサの母親が彼の元恋人だったことからロイ・フォレストにアリサを人質として誘拐されてしまい、やむを得ずルパンを裏切ることになってしまったが、事情を知ったルパン達とともにアリサを助ける。人質だった頃はルパンがかつてクラリスに見せた手品をやろうとしたり、事件後は彼女のコンクールに駆けつけ、演奏を終えるとその場を去るなど何かと気にかけていた。
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