業の名称と想定とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 業の名称と想定の意味・解説 

業の名称と想定

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/15 00:37 UTC 版)

全日本剣道連盟居合」の記事における「業の名称と想定」の解説

1969年昭和44年制定 一本目 前 対座している敵の殺気感じ機先を制しこめかみ抜き付け、さらに真っ向から切り下ろして勝つ。 二本目 後ろ 背後からすわっている敵の殺気感じ機先を制しこめかみ抜き付け、さらに真っ向から切り下ろして勝つ。 三本目 受け流し 左横に座っていた敵が、突然立って切り下ろしてくるのを鎬で受け流し、さらに袈裟に切り下ろして勝つ。 四本目 柄当て 前後座っている二人の敵の殺気感じ、まず正面の敵の水月柄頭当て続いて後ろの敵の水月突き刺し、さらに正面の敵を真っ向から切り下ろして勝つ。 五本目 袈裟切り 前進中、前から敵が刀を振りかぶって切りかかろうとするのを逆袈裟切り上げ、さらにかえす刀で袈裟に切り下ろして勝つ。 六本目 諸手突き 前進中、前後三人の敵の殺気感じ、まず正面の敵の右斜め面に抜き打ちし、さらに諸手水月突き刺す。つぎに、後ろの敵を真っ向から切り下ろす続いて正面からくる次の敵を真っ向から切り下ろして勝つ。 七本目 三方切り 前進中、正面左右三方の敵の殺気感じ、まず右の敵の頭上抜き打ちし、つぎに、左の敵を真っ向から切り下ろし続いて正面の敵を真っ向から切り下ろして勝つ。 1980年昭和55年追加 八本目 顔面当て 前進中、前後二人殺気感じ、まず正面の敵の顔面に「柄当て」し、続いて後ろの敵の「水月」を突き刺し、さらに正面の敵を真っ向から切り下ろして勝つ。 九本目 添え手突き 前進中、左の敵の殺気感じ機先を制して右袈裟抜き打ちし、さらに腹部添え手で突き刺して勝つ。 十本目 四方切り 前身中、四方の敵の殺気感じ機先を制してまず刀を抜こうとする右斜め前の敵の右こぶしに「柄当て」し、つぎに左斜め後ろの敵の「水月」を突き刺し、さらに右斜め前の敵、続いて斜め後ろの敵、そして左斜め前の敵をそれぞれ真っ向から切り下ろして勝つ。 2000年平成12年追加 十一本目 総切り 前進中、前方の敵の殺気感じ機先を制してまず敵の左斜め面を、つぎに右肩を、さらに左胴を切り下ろし続いて腹部水平に切り、そして真っ向から切り下ろして勝つ。 十二本目 抜き打ち 相対して直立している前方の敵が、突然、切りかかってくるのを、刀を抜き上げながら退いて敵の刀に空を切らせ、さらに真っ向から切り下ろして勝つ。

※この「業の名称と想定」の解説は、「全日本剣道連盟居合」の解説の一部です。
「業の名称と想定」を含む「全日本剣道連盟居合」の記事については、「全日本剣道連盟居合」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「業の名称と想定」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「業の名称と想定」の関連用語

業の名称と想定のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



業の名称と想定のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの全日本剣道連盟居合 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS