森118号【モリ118ゴウ】(きのこ類)
![]() |
登録番号 | 第5242号 |
登録年月日 | 1996年 10月 15日 | |
農林水産植物の種類 | しいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | 森118号 よみ:モリ118ゴウ |
|
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 10月 16日 | |
品種登録者の名称 | 森産業株式会社 | |
品種登録者の住所 | 群馬県桐生市西久方町1丁目2番23号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 赤石博 野上幸雄 中野清美 中沢武 豊増哲郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「森121号」と「森4416号」を交配して育成されたものであり,中葉,中肉の春発生型自然栽培向き低中温性品種である。 菌さんの形は平面は円形,側面は凸形,大きさは中,色はその他の暗灰褐色,菌さんの厚さは中,肉質は硬である。りん皮の付着部位は周縁,大きさは中,色は有である。菌しゅうの型は3型,色は白色,並び方は正常,幅及び密度は中である。菌柄の形は2型,長さは短,菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は 1.5~ 1.9,太さは中,色は有,毛の多少及び色は有である。子実体の発生時期(自然栽培)は春,発生温度は低中温である。乾物率は15~19%,子実体1個当たりの平均乾重は 4.0~ 4.4g,収量性は少である。 「森121号」と比較して,菌さんの肉質が硬いこと,平均乾重が重いこと等で,「森171号」と比較して,菌さんの肉質が硬いこと,菌柄の形が2型であること等で区別性が認められる。なお,「森121号」,「森171号」等との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者の施設(群馬県桐生市)において,昭和48年に「森121号」と「森4416号」を交配し,得られた菌株の中から選抜し,49年から57年にかけて原木栽培による選抜を行い,その後栽培試験により諸特性が安定していることを確認して63年に育成を完了したものである。 |
- 森118号のページへのリンク