校風、白百合学園の発祥の歴史、その他
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「白百合女子大学」の記事における「校風、白百合学園の発祥の歴史、その他」の解説
フランス系ミッションスクールであるため、学園を運営している修道女(シスター)を「マ・スール(ma sœur)」と呼ぶ。 大規模な講義室は少なく、少人数制(10~30名程度)の授業が多い。語学の授業はレベル別にクラス分けされる。他にも各学科の必修科目の授業は細かくクラス分けされており、少人数で授業を行うため、講師の目が学生全員に行き届くようになっており、きめ細かな指導が受けられる。 調布のキャンパスは近年[いつ?]に改築されたものであるため、現代的なキャンパスとチャペルである。赤褐色の煉瓦造りのチャペルであり、内装は現代的なステンドグラスと照明で飾られている。キャンパス内の建物もチャペルと同色で統一されている。 キャンパスの敷地は、戦前まで津村順天堂(現・ツムラ)所有の東洋一の規模を誇った民間薬草園(津村薬草園)の跡地に当たる。そのため、キャンパス内は緑豊かであり、四季折々に珍しい草花が見られる。春には桜、秋には紅葉が美しい。正門を入って少し歩いたところに、今も薬草園時代からある文人像が一対ある。 学園祭は秋に行われる「白百合祭」がある。 12月の初めには、大学のシンボルツリーであるヒマラヤスギに、クリスマスのイルミネーションを点灯する 「アドヴェントの集い」という点灯式が行われる。聖書の朗読や聖歌の合唱などが行われ、毎年多くの近隣の住民や小学校、本校の学生が参加する。 施設等にはラテン語の名称が付けられている(学生食堂:ステラマリス 購買部:アミカピア 階段教室:ポルタチェーリ)。 学位記授与式は、ミッションスクールということもあって袴ではなくスーツで出席するのが慣例となっている(袴は、後日開かれる謝恩会で着用する)。その代わり、欧米の大学で見られるような角帽とガウンを着用する。 日本カトリック大学連盟の加盟校である。
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