柳井原堰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/29 09:35 UTC 版)
「小田川 (高梁川水系)」の記事における「柳井原堰」の解説
柳井原堰(やないはらせき)は、倉敷市の柳井原貯水池を貫流するように小田川を付け替え、柳井原貯水池から高梁川への合流部に堰堤を構築し、小田川の治水と水島コンビナートを中心に渇水にあえぐ高梁川下流地域の水源開発を目的にダム(堰)として計画されていた。 1968年(昭和43年)に建設省(当時)が構想を発表したが、建設予定地の自治体の一つであった浅口郡船穂町(当時)が建設に反対。しかし、船穂町は1995年(平成7年)2月に建設省および岡山県との間で柳井原堰建設の覚書を締結し、1997年(平成9年)からの建設に合意、2008年(平成20年)頃に竣工予定だったが、2002年(平成14年)6月10日に当時の岡山県知事であった石井正弘が突如建設中止を表明し、同年秋に国土交通省中国地方整備局に申し入れて中止となった。
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