林 國雄とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 学問 > 世界宗教用語 > 林 國雄の意味・解説 

はやしくにお 【林国雄】


林国雄

読み方はやし くにお

江戸中期後期国学者水戸生。通称主税、号は常磐舎・松園大船真楫。甕雄の父。初め狂歌鹿都部真顔学び、後和歌の道に入り小林歌城親交する。更に本居宣長の門で古学を学ぶ。著書に『詞の緒環』等がある。文政2年1819)歿、62才。

林国雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/16 03:06 UTC 版)

林 国雄(はやし くにお、1758年宝暦8年)- 1819年3月22日文政2年2月27日))は、江戸時代中期から後期の国学者狂歌師である[1][2]。号は常盤居(常盤舎とも[1][2]、松園[1][2]、棹歌亭[2]。通称は主税[1][2]、山崎千右衛門[1][2]。狂歌名は棹歌亭真楫[1]

経歴・人物

常陸水戸生まれ[1][2]江戸に入り[2]、鎗奉行として知られ甲府勤番を務めた八木丹波守に仕える[2]。その後は鹿津部真顔から狂歌[1][2]本居宣長及び平田篤胤から国学や和歌を学ぶ[2]。その後は八木家を離れ[2]、山崎家の養子となるも短期間で絶縁した[2]

その後は武蔵上総下総等の関東諸国や信濃越後奥羽等東日本を中心に遊歴し[2]、江戸に戻り四谷の苅豆店に移住し塾を開き[1][2]、国学のみならず講釈も行い多くの門人を育てた[2]。弟子(養子とも)に林甕雄がいる[2]

主な著作物

主著

  • 『言葉(詞)の緒環』

その他の著書

  • 『皇国之言霊』
  • 『松葉集』

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i 林国雄”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus(講談社). 2023年8月10日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 林国雄”. 朝日日本歴史人物事典(朝日新聞出版). 2023年8月10日閲覧。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「林 國雄」の関連用語

林 國雄のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



林 國雄のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
中経出版中経出版
Copyright (C) 2025 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
株式会社思文閣株式会社思文閣
Copyright(c)2025 SHIBUNKAKU Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの林国雄 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS