東証マザーズ市場への上場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 08:40 UTC 版)
「ユナイテッド&コレクティブ」の記事における「東証マザーズ市場への上場」の解説
2017年1月20日、当社は関東財務局へ有価証券届出書を提出した。本届出書において、同年2月23日付で東証マザーズ市場へ新規上場することを公表されている。上場時の主幹事証券は、SMBC日興証券であり、その他に大和証券、いちよし証券、SBI証券、岡三証券、岩井コスモ証券、マネックス証券が引受証券会社となっている。上場に際しては、228,500株の募集及び30,000株の売出しに加えて、最大38,700株オーバーアロットメントによる売出しを実施する事が予定されている。 当社の運営する「てけてけ」では、客単価を2,400円程度に設定し値ごろ感を演出しているものの、これについて、社長の坂井英也は「安いだけでは消費者に選んでもらえない」として、外食業界で一般的なセントラルキッチンを持たないで、店内での仕込みを中心とした調理工程を実施することで味や品質を高水準に保とうとしている。また、経営層の目が現場にまで、行き届きやすいようにするために、あえて全店直営体制を採用すると同時に、商品数を絞って調理の合理化も進めている。一方で、当社が第2の柱とする「The 3rd Burger」では、バンズは各店舗で焼き上げ、パティは冷蔵肉を使用するなどし、健康にも気を使うことが多い女性客の取込みを目指している。今後、この2業態で2021年2月期までに200店の展開を計画しており、その計画実現のための「てけてけ」出店拡大の費用を調達するのが、この上場の目的であると日本経済新聞では報じている。 酉年に当たる2017年の上場について、社長の坂井が日経新聞のインタビューに答えたところによれば、当社の基盤となる事業が鶏料理店だからという理由で2017年の上場に決めたわけではないが、この偶然に対しては「非常に光栄でうれしいことだと思う」と回答している。
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