東証側の原因とは? わかりやすく解説

東証側の原因

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 06:20 UTC 版)

ジェイコム株大量誤発注事件」の記事における「東証側の原因」の解説

その一方みずほ証券早期段階より東証担当者とも連絡をとっており、注文取り消し依頼するなどの対策取っていたが、結局注文取消」が東京証券取引所受け付けられなかった。 この点について、東証当初取り消す注文特定する際に、「1円61株売り注文ではなく有効な価格、すなわちストップ安価格で「57.2万円61株売り注文」と指定するべきであり、これに従わなかったみずほ証券側に全面的責任があると説明した。しかし、決済システム仕様確認した上で数日後に以下の点が明らかになった。 仕様上は「1円61株売り注文取り消し」を東証システムで「57.2万円61株売り注文取り消し」と読み替え受け入れるべきであること。 取り消し注文については、みずほ証券手続き上のミスがなかったこと。 コンピュータプログラムバグがあり、上記仕様を満たさなかったことから、取り消し注文受け入れられなかったこと。 最初誤発注では「1円61株売り」を「有効な価格下限61株売り」と読み替える「みなし処理」が行われたが、「みなし処理」による注文を処理中は取消し受け付けられないプログラムになっていたこと。 注)「みなし処理」を行わない注文では、処理中でも取消しができる。 これにより、誤発注取り消せなかったのは「東証の対応ミス」「東証システムの不具合」であることが判明したシステムの不具合について、東証は「システム納入業者」へ、損害賠償請求することを検討するとした。

※この「東証側の原因」の解説は、「ジェイコム株大量誤発注事件」の解説の一部です。
「東証側の原因」を含む「ジェイコム株大量誤発注事件」の記事については、「ジェイコム株大量誤発注事件」の概要を参照ください。

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