東映実録犯罪映画とは? わかりやすく解説

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東映実録犯罪映画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 01:21 UTC 版)

戦後猟奇犯罪史」の記事における「東映実録犯罪映画」の解説

日本映画古くから実録犯罪に材を取ったエクスプロイテーション映画製作してきた。1932年帝都震撼させた玉の井バラバラ殺人事件は、犯人逮捕直後四社よる競作になったといわれる東映大手映画会社で最も積極的に実録犯罪映画手を出した東映実録犯罪映画史は、東映東京撮影所東映京都撮影所異な流れがあり、東京撮影所では「警視庁物語シリーズ」から派生した吉展ちゃん誘拐殺人事件描いた『噫(ああ)!吉展ちゃん』(1965年)や『一万三千人の容疑者』(1966年監督関川秀雄)から始まるものと、岡田茂京都撮影所長時代に始めた東映ポルノ路線阿部定本人引っ張り出したことでも知られる明治大正昭和 猟奇女犯罪史』(1969年監督石井輝男)を皮切りしたものがある。1973年から低予算の「東映ニューポルノ」が始まると多く実録犯罪映画製作された。本作はその決定版といえる伊藤俊也は「猟奇犯罪史」というのは岡田社長から持ち出され企画述べている。伊藤1975年鬼熊事件題材に「ひとよんで鬼熊」というシナリオ深町秀煕と澤井信一郎共同書き岡田社長に提出したが「これはウチでやる映画じゃないATG紹介してやる」と言われ企画通らずその後モデル問題が色々起こり映画化されなかったという(シナリオのみ『キネマ旬報1975年11月下旬号に掲載)。

※この「東映実録犯罪映画」の解説は、「戦後猟奇犯罪史」の解説の一部です。
「東映実録犯罪映画」を含む「戦後猟奇犯罪史」の記事については、「戦後猟奇犯罪史」の概要を参照ください。

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