東京武鉄レッドソックス・首脳陣
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「ワイルドリーガー」の記事における「東京武鉄レッドソックス・首脳陣」の解説
志堂 喜八(しどう きはち) レッドソックスの黄金時代を築いた名監督。既に野球界から退いていたが、昨年シーズン途中で前監督が辞任したため、急遽監督として球界に復帰した。しかし、退廃したチームを立て直せず、最下位に終わる。 彼自身も、選手時代は「レッドソックスの太陽」と謳われた大打者であった。江戸っ子気質の粋な性格で、選手からの人望も厚い。名前のモデルは榎本喜八。 栗橋 純也(くりはし じゅんや) 武鉄レッドソックスのオーナー。禿げ上がった頭頂部に、見開いたギョロ目、浅黒い肌、鍛え上げられたマッスルボディという非常に強烈な風貌をしている。 当初はプロ野球をビジネスの一環としか考えていなかったが、浅野たちの野球にかける熱い思いと真摯な姿勢を認め、球団経営に力を入れるようになる。「自分の力で限界まで戦い抜くのが男」というポリシーを持ち、プロスポーツマンでありながら怠慢怠惰、他力本願でいて、なお傲然とする伊能を厳しく一喝した。 少年時代は長嶋よりも力道山に夢中だったと語る通り、プロレスやボディビルにのめり込んでおり、自身も日々のボディビルディングを欠かさない。分厚い電話帳をいとも簡単に破り捨てる怪力の持ち主。 東京大学出身で、伊能は後輩にあたる。 名前のモデルは栗橋茂で、和製ヘラクレスと呼ばれた鍛え上げた筋骨隆々の肉体も共通しているが、こちらはウェイトトレーニングをほとんどしなかった。 赤井 大機(あかい だいき) レッドソックスの嘱託ヘッドコーチ。アメリカ・中南米・アジアと、世界を股にかけるトラベリンコーチ。恐ろしげな風貌で、「走れ!走れ!」と怒鳴り散らすその姿は、まさに鬼軍曹。才能を腐らせておくのが我慢ならず、自ら憎まれ役を買って出て、球界復帰を目指す浅野たちや、堕落しきった武鉄の選手に発破をかける。 彼もまたレッドソックスの元選手であったが、現役時代は無茶な練習と負傷を繰り返したせいで、一度も一軍に上がれなかった。しかし、そのひたむきな姿がチーム全体に刺激を与えていたという。 後に広島カープのコーチに就任、ロベルト・バチャータと共に武鉄の前に立ちはだかる。
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