東京写真記者協会賞
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「東京写真記者協会」の記事における「東京写真記者協会賞」の解説
協会は毎年、優れた報道写真を選び、「東京写真記者協会賞」(グランプリ)と各部門賞を贈る。グランプリをはじめ受賞作品は「報道写真展」として巡回展示(入場無料)。報道写真で1年を振り返る年末の恒例行事となっている。 平成最後の東京写真記者協会賞(2018年)は、産経新聞東京本社写真報道局の宮崎瑞穂記者が撮影した「復興の色 東日本大震災から7年」。「若葉色」に透ける、漁具の浮き玉を模したストラップ(宮城県女川町)、「群青色」の海を一望できるよう開けられた防潮堤の大きな窓(岩手県宮古市)、「黄金色」に輝く大船渡湾を背景に走るBRT(バス高速輸送システム)(岩手県大船渡市)、「赤紅色」のステージで踊るスパリゾートハワイアンズのフラガール(福島県いわき市)、「白銅色」で入り組むように建つ只出漁港の防潮堤(岩手県陸前高田市)で構成される5枚の組み写真。東北地方3県を取材し、「被災地の復興へ向け、変わりゆく景色や人々を色彩で表現した」。 2018年の報道写真展(第59回2018年報道写真展)は、2018年12月18日から日本橋三越本店(東京都中央区)、12月27日から静岡伊勢丹(静岡市葵区)、2019年(平成31年)1月12日から日本新聞博物館(ニュースパーク、横浜市中区)で開かれ、協会賞グランプリの宮崎記者の作品をはじめ約300点が展示される。
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