東京マラソン2016で男子マラソン・ジュニア日本記録更新
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 05:40 UTC 版)
「下田裕太」の記事における「東京マラソン2016で男子マラソン・ジュニア日本記録更新」の解説
当時19歳の2016年2月、リオデジャネイロオリンピック・男子マラソン国内選考会を兼ねた、東京マラソン2016へ自身初のフルマラソンに挑戦。レース序盤からハイペースの先頭集団に加わらず、後半追い上げる作戦で順位を上げていく。1年先輩の一色恭志らと終盤激しく競り合う中、結果下田は一色と11秒の差で先着し、2時間11分34秒で男子の部・総合10位(日本男子2着)をマーク、男子マラソン・ジュニア(10歳代)日本最高記録を更新する快挙を達成。但し、日本男子でトップの総合8位・高宮祐樹から37秒差で遅れを取り、ゴールタイムもサブテン(2時間10分未満)には届かず、リオ五輪男子マラソン日本代表選出はならなかった。 大学3年生の2016年シーズンは、出雲駅伝と全日本大学駅伝では本来の実力が発揮出来なかった。それでも第93回箱根駅伝では、2位以下のランナーに下田だけで4分以上の差を広げ、また区間タイムも2位以下のランナーに2分以上の差を付け、前年に続いて1時間4分21秒のタイムでそれまでの悔しさを晴らす快走を見せ、2年連続で区間賞を獲得、青山学院大学として総合3連覇に貢献した。 大学最後・4年生の2017年シーズン、副主将に就任(主将は吉永竜聖)。出雲駅伝では区間3位(総合2位)・全日本大学駅伝でも区間4位(総合3位)に留まり、青山学院大としても優勝を逃す。しかし、2018年1月の第93回箱根駅伝では、復路当日のエントリー変更で8区に出場し3年連続で区間賞を獲得、青学大としても総合4連覇を達成し、大学生活最後に有終の美を飾った。
※この「東京マラソン2016で男子マラソン・ジュニア日本記録更新」の解説は、「下田裕太」の解説の一部です。
「東京マラソン2016で男子マラソン・ジュニア日本記録更新」を含む「下田裕太」の記事については、「下田裕太」の概要を参照ください。
- 東京マラソン2016で男子マラソン・ジュニア日本記録更新のページへのリンク