東京だるまを買うことができるだるま市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 15:28 UTC 版)
「東京だるま」の記事における「東京だるまを買うことができるだるま市」の解説
1月1日 阿豆佐味天神社(あずさみてんじんしゃ:東京都立川市)、お伊勢の森(東京都武蔵村山市)阿豆佐味天神社では、大晦日の夜中から元日の朝にかけてだるま市が開かれる。初詣の人でいっぱいになる。 お伊勢の森では、朝8時くらいに市が始まり、夕方には終わる。 1月2日 拝島大師(東京都昭島市)明治期には、武蔵国から横浜へ絹を運ぶルート(現在の国道16号)の途中にあり、繁昌した。 1月3日 拝島大師、川越大師(埼玉県川越市)拝島大師では前日に引き続きだるま市が開かれる。 川越大師(喜多院)には東京だるまだけでなく、高崎だるまの店が多く集まる。 1月5日 久米水天宮(埼玉県所沢市)1月5日の初水天宮大祭に合わせて境内にだるま市が立つ。殆どが東京だるまの店。 1月6日、7日 矢颪(やおろし)毘沙門天(埼玉県飯能市)夜通し(よどうし)と呼ばれるだるま市が開かれる。夜通しとは一晩中行われるだるま市の一形態で、6日の夕方から7日の夕方までほぼ一日を通して開かれる。 1月10日 五日市(東京都あきる野市)この市は、五日市という名前に由来しているらしい。五日市とは五の倍数に当たる日に開かれる市のことで、10日も市が開かれる日であった。 1月12日 青梅市(東京都青梅市)1月12日に開かれるだるま市は、拝島大師と並んで大規模な市であるが、拝島大師と違う点は、だるまがメインであるということである。拝島大師は、参拝ついでにだるまでも買っていこうか、というニュアンスが強いが、青梅市の場合、客はだるま目当てに市に訪れる。そのため、だるま市の中でも「売れる」市である。一説によるとこの市の発端は室町時代の織物市に由来しており、だるま市の形態になったのは約180年前であるらしい。現在では新宿と青梅を結ぶ幹線道路の一つ、青梅街道の一定の距離、時間を通行止めにし、そこに店が広げられる。 1月14日 野田の弁天(埼玉県入間市) 1月18日 円福寺(東京都西多摩郡瑞穂町) 1月28日 高幡不動(東京都日野市) 2月3日 高幡不動(東京都日野市)節分に合わせて行われるだるま市。毎年、有名人が豆を撒きにくる。 2月11日 白河市(福島県白河市)建国記念日に合わせて行われるだるま市。 3月3日 深大寺(東京都調布市)「厄除元三大師大祭(やくよけがんざんだいしたいさい)」・「深大寺のだるま市」深大寺最大の行事であり日本三大だるま市。300店程の店が軒を並べて10万人前後の人々が訪れる。江戸中期の300年前から存在すると言われる。願掛けの際に梵字で「ア」,願いが叶ったら「ウン」の字を入れる。「お練り行列」・「元三大師御影供(がんざんだいしみえく)」がとり行われる。
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