本間田麻誉(ほんま・たまよ)
本間田麻誉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/19 01:57 UTC 版)
昭和期に活動した日本の推理小説作家。資料があまり残っていないため、詳しい経歴は不明の部分が多い。
(ほんま たまよ)は、人物
1910年ごろの生まれと言われている。第二次世界大戦以前にはベークライト工場を経営していたが、空襲で被災。戦後は洋服の行商をなりわいにしていた。
1948年に『宝石』に発表した「犯罪者の戒律」でデビュー。1949年には「罪な指」「珈琲くどき」「猿神の贄」と精力的に作品を発表。阿知波五郎らと同人誌『めどうさ』を刊行した(同誌は2号で廃刊)。
1952年にラジオ用の推理コントとして「座談会殺人事件」を発表するが以後、消息不明。
作品
現在、比較的容易に読み得る叢書等に収録されている作品
- 「猿神の贄」(光文社、カッパ・ノベルス、日本推理作家協会編『探偵くらぶ - 探偵小説傑作選 1946 - 1958 下(浪漫編)』 )1997年11月 ISBN 4-334-07266-6
関連項目
固有名詞の分類
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