本編終了後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 03:21 UTC 版)
原作本編では、48巻にて「プロのチームからいくつかオファーがきている」と語られているが、その後についての明確な描写はなく、豆腐の配達をしている場面で結末を迎える。同巻に収録されている番外編『拓海外伝』では「後に世界のフィールドで頭角を現し、不世出の天才と呼ばれるようになる男」と語られている。 アニメ版最終話では本編の内容に加えて、後日サーキット場で、レーシングスーツの人物に声をかけられている描写が加わっている。 しげの秀一の次作『MFゴースト』では、プロジェクトD編終了後の拓海について語られる場面がある。 プロジェクトD解散後、20歳で単身イギリスに渡り、同国内のラリーで頭角を現す。その後タイトルを何度も獲得し、やがてWRC(世界ラリー選手権)にもスポット参戦する。特にターマック(舗装路)での速さに定評があり、イギリスで「フライングジャン(空飛ぶ日本人)」の異名を取るまでに有名なラリードライバーとなる。 その後、トヨタ自動車とプロドライバーとして契約を結び、WRCのフル参戦体制が整うものの、シーズン前のマシンテスト中にドライブシャフトが破損、コントロール不能になったマシンごと谷底に転落し大怪我を負う。それにより長期入院とリハビリを強いられ、後遺症によりプロドライバーとしてのキャリアを絶たれてしまい、「悲運のラリースト」と呼ばれるようになる。しかし、イギリスの名門レーシングスクール「RDRS(ロイヤル・ドニントンパーク・レーシング・スクール)」の講師に転身し、『MFゴースト』の主人公となるカナタ・リヴィントンを鍛え上げた。なお、教え子にはカナタの他にエマ・グリーンがいる。 『MFゴースト』本編の一年前に、リハビリ時代を支えた日本人女性とイギリスで結婚している事が、MFG第3戦で秋山渉によって語られている。結婚相手の女性については、名前は明かされないものの、秋山と同じ埼玉県出身のアスリートで、女子ゴルフの日本ツアーで活躍していたかなりの有名人であると語られている事から、プロジェクトD編(5th Stage)で交際していた上原美佳である可能性が高い。
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