本編・番外編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:32 UTC 版)
本シリーズは、同一の世界設定の中で作品ごとに別の国・別の時代・別の主人公を持ち、執筆順と作品内での時間軸が前後する形でストーリーが展開されている。ホワイトハート版の後書きで、『月の影 影の海』が、「『魔性の子』の続編であり、本編である」と説明があり、同一の世界設定でホラーとファンタジーという別のジャンルの小説として書かれていた。当初は事情がそれ以上明らかにされず、読者は『魔性の子』は、十二国記シリーズの外伝ではないかなど、様々に想像していた。 戦国時代の日本と雁国が舞台の『東の海神 西の滄海』は、「今回は番外編という気分で書き始めた」と述べられている。『東の海神 西の滄海』の後日譚を描いた『漂舶』(ドラマCDの付録)は、表紙に「十二国記外伝」と表記されている。恭国が舞台で主要キャラクターに胎果・海客がいない『図南の翼』は「番外編」とされており、人気作であるがアニメ化されなかった。
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