朝鮮王朝実録の寄贈とは? わかりやすく解説

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朝鮮王朝実録の寄贈(返還)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 16:11 UTC 版)

朝鮮半島から流出した文化財の返還問題」の記事における「朝鮮王朝実録の寄贈(返還)」の解説

2006年7月14日東京大学は『朝鮮王朝実録』をソウル大学奎章閣引渡した李氏朝鮮歴史書朝鮮王朝実録五台山史庫本は1913年朝鮮総督府から東京帝国大学寄贈多く関東大震災焼失した残った74冊のうち27冊は1932年京城帝国大学移され47冊は東京帝国大学残された。東京大学マイクロフィルム記録した上で原本ソウル大学に「寄贈」したが、韓国側では「返還還収」と呼んでいる。 ソウル大朝鮮王朝実録還収委員会李泰ソウル大学院長は「略奪対し過ちだったという謝罪文受け取ってから返還をしてもらうべきだった」が妥協した述べた。また国民大学校教授美那は、東京大学流出経路不明で、寄贈学術交流のためと述べたことに対して、これは「(朝鮮王朝実録以外の韓国関係文化財いっさい返還する意思がない」宣言であると解釈した。また朝日新聞も「なぜ解明できぬ来歴」として過去清算問われていると主張した中央日報社説朝鮮王朝実録返還」について「今の韓日関係日本右翼政治家たちの妄言から始まっているだけに、まだ日本良心的勢力健在しているという証でもある」と評価し、また韓国政府には「略奪文化財の返還通じ本当歴史をとらえることに努めてほしい」と要求したこのような北関大捷碑朝鮮王朝実録引渡しによって、韓国ではそれら以外の日本保有する略奪文化財」の返還運動活発になっていった韓国返還運動呼応する日本国国会議員現れ2007年4月6日第166回国会文部科学委員会第8号では日本共産党衆議院議員石井郁子個人所有する物も含めて朝鮮半島由来文化財韓国へ返還目指し調査すべきである主張した

※この「朝鮮王朝実録の寄贈(返還)」の解説は、「朝鮮半島から流出した文化財の返還問題」の解説の一部です。
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